良い子のみんなは決してマネしないでね

かばんのご相談があった。

とても気に入ってるデザインのバッグなんだけど、カビが全体に生えまくっている。

かばんの全体クリーニングは、とてもリスキーな作業である。

クリーニング業者は色々とあるかも知れないけれど、どこも同じことはやっていないと思う。

かばんの作りも様々だし、革も1点1点全く違うものだ。

 

衣類のように洗えるを前提で作られていない。

それをクリーニングするのだから、かなりの経験と技術が必要。

 

今回もお客様とがっつり話し込んでからの作業となった。

2016-03-19 15.41.53

左はカビ状態。右はクリーニング作業中。

 

あっ、ちょっと待って。。。

 

これを見てかばんは水で洗える!なんて決して思わないで!!

今までもかなり家庭で洗って失敗した品を見てきている。

 

シャネルのかばんの革がシワシワボロボロになっていたり、、、、

ディオールが色がムラムラになって汚くなってたり、、、

ビジネスバッグがグニャグニャに変形してたり……

 

そうなるともう取り返しつかない。

 

良い子のみんなは決してマネしないでね(笑)。

あと経験の無い業者さんもね(汗。

一般衣類の感覚でやるとダメよダメダメ。

 

経験や技術と、洗う資材や環境、革の知識、

かばんの知識、カラーリングの技術、などなど

すべて揃っていないとこうゆうことは出来ないのです。

 

しみ抜きもそうだけど、

家庭で出来る簡単レザー洗い…

ってのは基本的には無いのです(笑)。

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代表:米井敏進
株式会社キレイニ代表&職人。1976年生まれ。 姫路出身。 クリーニング師(国家資格)・TES(繊維製品品質管理士)・CA(クリーニングアドバイザー)の資格を持つ。しみぬき流派「不入流」師範。 異業種団体「CONNECT」に所属し姫路で2度ファションイベントの企画運営に加わる。 レザーウェアクリーニング全般を行うと共に、靴・バッグのクリーニング全般も行う。 レザー染色の技術については、本場姫路レザー地区の指導を受け、レザー専用の塗料や染料を使いこなし、スプレーガン等により色を修復する技術を習得する。 お客様のため、毎日『キレイ』を探求し続ける2児の父親である。 姉妹店ヨネイクリーニングの代表でもある。 http://www.kileini.com/