祝日でヨネイクリーニングはお休み。
ですので、集中して作業をする勤労感謝の日となりました。
レザーカラーリングをかなり進める事が出来た。
レザーに色を入れる方法として、スプレーガンを使う方法と筆や刷毛でする方法がある。
当社は前者で行います。後者の筆などでレザーに色を入れる場合、革のしぼまで色が入りきらず、入れようと思えばどうしても厚塗りになります。そうすると色の層が割れたり、早く色が抜けたりする。平面ではない製品を治すのですから筆だと均一に塗ることはまず不可能です。部分的には筆などを使う事もあります。
レザーのタンナーさんに見学に行くとわかるのですが、革に色を入れるのは基本的に噴霧して入れていきます。
なので、色を直す作業もスプレーを使い顔料や染料を噴霧しないと革の質感や風合いを出来る限り保持することが出来ません。なので、時間はかかりますが、下地作りから色の調合、スプレー、段差などの調整、最終仕上げなど様々な工程を経て色を修復していきます。
複数の品を直す場合は、色の調合の順序を考える事も大切。
染料と顔料の割合なども絶妙に難しいです。ここまでやってる業者さんもほんと少ないと思いますね。
とまあ、そんなカラーリングですが、結構楽しんでやってます。
マスキングを外す時が最高に楽しいですねw。
コメント