クリーニング集配中、灘菊酒造さんにお取り置きしてたお酒を取りに行った。
限定400本で残り10本だったお酒。毎年すぐ売り切れるらしい。また堪能してみよう。
限定という言葉にはなぜか惹きつけられるモノがある。
数量限定
時間限定
場所限定
制限することで価値が高くなる。もちろんそのモノやコト自体にこだわりがある方が良い。
そのモノを知らない人も「へ~~なんか良さそう」と思うし、知っている人は「それを手に入れたの!俺も欲しい!」となる。
誰でも、いつでも、どこでも、手に入るものは
価格の安さ、利便性(近いから、いつも通る道だから)、雰囲気、などで選ばれる。
要するにどこで買ってもええのだ。
クリーニングやリペア業に置き換えてみると、これからの生き残る道が良く分かる。
クリーニング店やリペアショップは店舗自体もスーパーやモールなどに必ずある時代。要はクリーニング・や修理をただ単にしたい人にとってはどこでもええのだ。
じゃあ、自分の店や会社でないと出来ない事ってなんだろう?
それは無数にあるんじゃないかな。だってクリーニング業やリペア業ってそんな単純なもんやないですやん。
服の種類や素材・ブランドも無数にある。汚れやシミも無数にある。洗い方やしみ抜き方法も無数にある。修理方法や修理素材だって、店舗のスタイルだって、店員さん、社員さんの個性だって。。
それだけ奥が深く素晴らしい職種。でもどこでも同じだと思われている。これは私たち自身の発信不足ではないのかな。そしてどこでも同じイメージを植え付けてないだろうか。根本を見つめなおす時かもしれない。根本をふっ飛ばしていると特殊な時しか頼りにされない。これは自分自身、反省すべき点か(笑)。ある意味、夢には近づいてるんだけどね。
業界自体、変化を起こそうとして結果、ズレて同じ方向に向かっているだけのように思うのは私だけかな。他店を批判したり、家庭洗濯を推進したり、危機感を持たせて何かに誘導するのももう飽き飽きだ。
やるべきことは経営者の胸の奥深くにあるのでは?
まずはこれだけ素晴らしい職であることをもっと消費者へ伝えないと。
私自身、10年以上前に友人へ伝えた理想があった。
「めっちゃくちゃオシャレな店内で、コーヒーを出しながらクリーニングの受付をする、そんなお店を作りたい!」
でも、その時、めっちゃくちゃ経営不振(笑)。でも夢を語った。思い描いてる事をノートに書きながら妄想してた。あ~~~でもない、こ~~~でもないとね。単に暇だったという説もある(笑)。
でもそれがあったからこそ、今があると後で分かった。
今の夢はもっとデカい。今の失敗は未来へ近づくため。浮き沈みはかならずあるので沈む事ももちろんあると思う。乗り切り耐えれば何とかなる。
人生はよく海に例えられるけど、まさにその通りかもしれない。自分のコンパスを頼りに荒波も乗り越えないといけない。まさにディズニーのアトラクション「シンドバット」で聞いた歌の通りだ。さぁ、ともに頑張って行こう。また夢を聞かせてください。
このアトラクション。あと付けのジャックスパロウにはワロタ(笑)。
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